緩衝材の素材について

サンテックフォーム®（発泡ポリエチレンなど）の特徴

• POINT 01ずば抜けた緩衝性

  サンテックフォーム®の最大の特徴は、衝撃エネルギーを吸収する素晴らしい緩衝性にあります。また復元性にも優れているため、一般的なPEやPPビーズボードに比べて、繰り返しの衝撃に強く、初期に近い緩衝性を保持できます。硬さに関しても様々な種類がありますので、商品の重さや形状に合わせて、最適な硬さを選出し、どんな製品でもしっかり守ります。 

• POINT 02高い耐油・耐薬品性と保温・保冷効果

  機械油やグリースなどの潤滑油への耐性が高く、一部の薬品を除き耐薬品性が高いことも特徴です。
  また、発泡ポリエチレンから出来ているため、熱伝導性が低く、吸湿性が小さいため、断熱材としての利用が可能です。

• POINT 03あらゆる業界・製品での使用が可能

  サンテックフォーム®は、緩衝性や加工性に加え、断熱性や耐水性・耐薬品性に優れているため、あらゆる業界・製品の梱包に使用することが可能です。静電気防止タイプもあるため、電子機器や精密部品などにも安心して使用することができます。

• POINT 04自由な設計を可能にする容易な加工性

  プレス加工やエグリ加工、熱による融着（接着）など加工性能がよく、設計の自由度が高いため、製品に合わせたバラエティー豊かな緩衝材の設計・加工が可能です。設計技術を最大限に活かすことのできる素材で、当社でも多くの製作実績を残しています。

• POINT 05コスト削減に貢献

  発泡ポリエチレンであるサンテックフォーム®は、割れや欠け・クリープが極めて少なく、相当長期間の使用が可能なため、通い箱などの緩衝材として使用することで経済的に大きなメリットがあります。
  また、割れ欠けが少ない性質から、最小肉厚での設計が可能なため、包装面積の削減ができ、パレット積載量の増加をもたらします。

• POINT 06環境へのやさしさ

  サンテックフォーム®の主原料である無架橋押出高発泡ポリエチレンは、減容・再資源化が容易で、マテリアルリサイクルに適しています。
  当社では加工工程で発生するサンテックフォーム®の端材はすべて溶融・減容してチップ化し、リサイクルに回します。